画材たちとの出会い ~みずのき美術館「巡り堂」~

ここ2か月ほど、数回に分けて「みずのき美術館」にて画材リサイクルの作業に取り組みました。

家財整理やリサイクルの過程でなかなか処理に困るもの、それが「画材」だそうです。

使いかけの絵具や鉛筆、クレヨン、習字セットやカンバスなどなど……

そうした行き場のない画材を選り分けて、きれいにして再び活用してみようという活動。

題して「巡り堂」です。

実際に分類したり掃除したりし始めると、画材からいろんなものが見えてきます。

未開封の色鉛筆セットや、なつかしのキャラクター・芸能人が蓋に描かれたクレパス。「詠み人知らず」ならぬ「描き人知らず」な油絵が入った額縁。時代を感じさせる硯や彫刻刀、不揃いなクレヨンの山々……

きれいに掃除した後は種類ごとに箱に。

色鉛筆だけでもかなりの量でした。

「めぐり堂」の画材たちは7月22日(金)から、みずのき美術館にて自由に手に取って作業スペースで絵を描いたり、気に入ったものがあれば持ち帰ったりすることができます。

2階の作業スペースの周りにはぐるりと、描いた絵や習字などの作品を飾れる空間がいっぱい。

ぜひ見に来て、手に取って体験してみてください。

学びの森 ユーススクール|京都府基礎的就職事業

京都府の委託を受けた南丹地域のひきこもり経験を持った若者のみなさんのための居場所事業です。毎週水曜日に亀岡で開いています。どなたでもご参加いただけるので、お気軽に声を変えてみてください。