城址芸術展!
前回のブログでは城址芸術展の準備段階の様子をお伝えしましたが、今回は実際の展示を見て回ってみました。
亀山城址(大本本部)は1年半ぐらい前に城址や植物園を見に行った時以来。
今回はじっくり芸術展を見て回りたいと思います。
エントランスを入ってすぐのところにユーススクールも参加する「巡り堂」の展示がありました。
ぬいぐるみがぎっしり詰め込まれた棚は、実際に家財整理をされる際の搬出トラック内の様子を再現したものとのことです。
そんな棚から色とりどりの画材が流れ出しているというイメージ。
棚の横には巡り堂で行われている清掃作業の様子が動画で流れていて、実際にどんな感じで作業しているのかがわかります。
とても素敵な動画作品として仕上がっていて、普段の作業が違って見えてきて参加している身としても新鮮でした。
巡り堂以外にもたくさんの亀岡ゆかりのアーティストの方々が出展されていましたのでご紹介したいと思います。
こちらの展示は主に保津町で行われている藍染を用いたもの。
色の濃淡がとてもきれいでした。
こちらは亀岡駅北にも設置されている羽のオブジェ。その日の日差しや風によって動きや色合いが違って見えるそうです。
元々は神戸港に展示されていたものらしく、柱部分の錆が海辺の潮風を想像させてくれます。
蚕と繭の展示。ここだけ薄暗い廊下になっていて、BGMとして流れていた養蚕についての淡々とした説明がどこか幻想的でもあり、ホラーチックでもあり。
その奥に展示されていたのがこちらのカラスたち。
最初は「すごい、折り紙かな?」と思っていましたが、係の人によると焼き物で出来ているそうです。
さっきの養蚕の展示のすぐ近くということで、幻想的な雰囲気がコラボレーションしていました。
一緒に見て回ったユーススクールのメンバーたちも、現代芸術的な展示の意味を思い思いに想像してみたり、技術の精巧さに驚いたりと、普段とは一味違った刺激を楽しんでいました。
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