まだまだある亀岡の穴場スポット
先日のインスタグラムでもお伝えしましたが、前回のユーススクールでは亀岡市内の寺社仏閣巡りに行ってきました。
毎年この季節のユーススクールは散策を兼ねて紅葉を見に出かけるのですが、今年は不安定な寒暖差のためかまだ紅葉の具合はバラバラのよう。
今回の目的はどちらかというと「まだ行ったことのないところへ行ってみよう」という方が強めです。ネットでいろいろ調べた結果、亀岡の西の方にある薭田野近辺の寺社仏閣に参拝してきました。
一つ目はこちらの独特な石門を構える苗秀寺。
このお寺、亀岡で生まれ育った私も知らなかったのですが、とても雰囲気が良いです。
とくに頭上の紅葉と足元の苔のコントラストが綺麗です(苔はできるだけ踏まないようにとのこと)。
参拝順路から奥へ行くとお社の周りに旧いお墓が点在しているエリアに。紅葉した枝が低くなり、足元の苔との調和が実にいい感じです。
ユーススクールのみんなからは「入るならこういう綺麗で静かな場所の墓がいい」「いや、もうちょい賑やかなところの方がいい」という墓トークが繰り広げられていました。
↑ところどころ紅葉が見られました
ほかにも境内の鐘撞には動物を模した置物があったり、鳥居の上にインコが飾られていたりと一風変わった感じのお寺です。
↑意外と知らない、仏教とインコの関係について。
定期的に座禅道場などもされているようです。
続いては運動公園近くにある走田神社へ。
↑走田神社の境内
何年か前にも一度来たことがありますが、他の神社に比べると広々とした境内が特徴的です。
周囲の竹林や森を含めるとかなり広い境内に、お堂以外はベンチぐらいしかないシンプルさはいかにも聖域という感じで神秘的。
境内の一角には2018年の台風で倒れた大木の幹を使った馬のチェーンソーアートがあります。
開けた場所にいきなり鎮座しているのでかなりの存在感。
チェーンソーアートというものを初めて知りましたが、チェーンソーで作ったとは思えないほど細部まで作りこまれています。
あの年の台風では亀岡市内でもあちこちで樹齢数百年の木が倒れたり、名物の桜の木が折れてしまったりといった被害がありましたが、こういった形で残されているのは初めて見ました。
発想が凄い…
↑近くで見ると結構な迫力があります。「こ、こわい…」という声も。確かに、何も知らずに夜に出くわすと腰を抜かすかもしれません。
入り口でスケッチをされていた方によると、走田神社は建立1300年近いという歴史ある神社で、亀岡でも指折りの格調高いお社とのこと。
発想の柔軟さも長年続く秘訣?なのかも。
ほかにも亀岡の歴史や神社のゆかりなどについていろいろなお話を聞くことができました。
↑広々とした境内と馬。
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