ユーススクールの新しいチラシが完成!

インスタグラムでも紹介してきた新しいユーススクールのチラシ(ポスター)がこちらです!

今回は雑誌風のコンセプトで、表面はまさしく「雑誌の表紙」、裏面はユーススクールについてのインタビュー記事をモチーフに作ってみました。

前回のポスターは裏面のレイアウトなどにスタッフの手も結構入っていましたが、今回はコンセプトの決定やレイアウトの考案、裏面の記事の文章まですべてユーススクールに参加しているメンバーたちが作ってくれました。

表面は参加者それぞれの「やりたいこと」にフォーカスしてそこをベースに活動が展開していくユーススクールの特徴を象徴的に表している感じに。

背景の緑と文字の赤でインパクトを出してみました。

↑試行錯誤中の表面の様子。

デザインはわりとすぐ決定したのですが、色使い(配色)やフォントについては編集会議でも何色にすべきなのか、フォントや文字の色のバランスはどうか、女の子の目の色はモノクロにすべきか緑に合わせるべきか……など、結構な回数リテイクを重ねて決まりました。


いっぽうで裏面については、ユーススクールをどういう形で紹介するのか、どこに重点を置いて書いていくのかが焦点になりました。

まさしく話し合い(議論)や対話が多いのがユーススクールの特徴なので、そこは中心に置きたいという意見がある一方、ユーススクールは社会的に孤立しがちな人たちへ向けた居場所的要素もあるので、新規の人に向けたチラシとしてはそのふたつの要素が相反するのでは、という懸念も。

対人関係に不安のある人が徐々に溶け込んでいく場と、活発に話が出来る場というのは一見すると両立が難しいところがあります。(実際は活動場所を分けたりして対応することが多いです)

このあたりはユーススクールの今後の活動のあり方を考えていく上でも大事なポイントだと思っています。

最終的にはそれぞれのバランスをとりつつ、ざっくばらんに雑談も深い議論もできる場という感じでまとめてみました。

「チラシ」という外に向けてユーススクールの活動を紹介する表現について話し合う中で、参加者それぞれがユーススクールをどういった場と感じているのか、どこに意義を見出してくれているのかが浮かび上がってきたように思います。

学びの森 ユーススクール|京都府基礎的就職事業

京都府の委託を受けた南丹地域のひきこもり経験を持った若者のみなさんのための居場所事業です。毎週水曜日に亀岡で開いています。どなたでもご参加いただけるので、お気軽に声を変えてみてください。